当院では、質の高い医療を提供するため、厚生労働省が定める診療報酬上の加算を適切に算定しております。ご理解ご協力をお願いいたします。
医療情報取得加算
当院では、オンライン資格確認システムを利用し、マイナンバーカード(マイナ保険証)などから患者様の薬剤情報や特定健診情報を取得・活用しています。 これにより、重複投薬の防止や、より安全で質の高い、適切な医療の提供に努めています。この取り組みが「医療情報取得加算」として評価されています。 マイナンバーカードの健康保険証利用にご協力をお願いいたします。
医療DX推進体制整備加算
当院では、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、患者様により質の高い、安全で効率的な医療を提供できるよう、以下の体制を整備しております。
オンライン資格確認システムの活用: マイナンバーカード(マイナ保険証)等を利用したオンライン資格確認システムを導入し、患者様の最新の保険情報や薬剤情報、特定健診情報などを正確に取得・活用しています。これにより、重複投薬の防止や、より適切な診断・治療に役立てています。
医療情報の積極的な活用: 上記システムから得られる医療情報を診療に活かし、より質の高い医療の提供に努めています。患者様一人ひとりの状況に応じた、最適な医療の提供を目指します。
医療連携における情報活用: 地域の医療機関等との間で、必要な診療情報を安全かつスムーズに共有できる電子カルテ情報共有サービスに参加・活用しています。これにより、医療機関間の連携を強化し、継続的で質の高い医療提供に繋げています。
オンライン請求の実施: 診療報酬の請求をオンラインで行うことで、事務処理の効率化を図っています。
これらの取り組みは、厚生労働省の定める「医療DX推進体制整備加算」の施設基準に沿ったものです。
一般名処方加算
当院では、お薬を有効成分の名前(一般名)で処方する「一般名処方」を行っています。 これにより、患者様は薬局で、先発医薬品か後発医薬品(ジェネリック医薬品)かを相談して選ぶことができ、医療費の負担軽減に繋がる場合があります。後発医薬品も、先発医薬品と同等の有効性・安全性が国によって確認されています。 この取り組みは「一般名処方加算」として評価されています。
手術・専門的処置(Kコード)
当院では、患者様の症状や状態に応じ、専門的な手術や処置を行っております。これらの手術や処置には、厚生労働省によって定められた「Kコード」という診療報酬上の分類コードが適用され、行われた医療行為が明確になり、医療費も国の基準に基づいて算定されます。
当院で行われる主な手術・処置の例(Kコード対象)としては、以下のようなものがあります。
- 骨折や脱臼に対する整復術、固定術(手術を伴うものも含む)。特に骨折や脱臼の治療では、骨や関節を元の正しい位置に戻す「整復(せいふく)」という大切な処置も行っており、これは多くの場合手術を必要としない保存的治療の基本となります。
- 神経の圧迫を開放する手術
- 皮膚や皮下の腫瘍摘出術、創傷処理 など
これらの手術や専門的な処置は、医師が診察と検査で状態を正確に把握し、医学的な判断に基づき、患者様にとって最善の治療法であると判断した場合に行われます。
治療前の十分なご説明と同意について
手術や専門的な処置を行う際には、必ず事前に患者様(またはご家族の方)に対し、以下の内容について分かりやすく丁寧にご説明いたします。
- 治療の目的と具体的な内容
- 期待される効果
- 起こりうる合併症やリスク
- 治療にかかる費用 など
患者様の十分なご理解とご同意を得た上で、安全に治療を進めてまいりますのでご安心ください。