対応手術SURGERY
当院の手術体制
当院は18床の入院設備と手術室を備えた有床診療所として、外来での診断から手術・入院・術後リハビリまでを同じ施設で行っています。脊椎内視鏡手術(FESS)や椎間板内酵素注入療法などの低侵襲治療から、全身麻酔下で行う脊椎固定術(XLIF/OLIF・MIS-TLIF・前方椎体固定術)まで対応し(麻酔科専門医が在籍)、日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医、OLIF技術認定医、Balloon Kyphoplasty技術認定医、脊椎内視鏡下手術・技術認定医が執刀します。手術のあとに、より高度な治療や集中的な管理が必要になった場合や、当院での治療が適さないと判断した場合には、連携している慶應義塾大学病院・国立病院機構東京医療センター・杏林大学医学部付属病院にご紹介し、治療が途切れないようにしています。
集計期間:2012年10月〜2026年8月末(当院電子カルテ抽出)。詳細は診療実績をご覧ください。
当院での手術は低侵襲性と
安全性を最優先に行ってまいります。
低侵襲とは、手術で体にかかる負担(切開・出血・痛みなど)をできるだけ小さく抑えることをいいます。皮膚や筋肉の切開を小さくして行う手術などが代表例で、体の回復が早く、入院期間の短縮につながりやすいとされています。
手術の目的
当院の脊椎手術は、「除圧」「固定」「矯正」という手技を単独で、または組み合わせて行います。神経への圧迫を取り除き、背骨の不安定さや変形を整えることで、痛みやしびれをやわらげ、早期の社会復帰をめざします。
除圧とは
主に神経を圧迫している組織を取り除くという意味です。
固定とは
インプラントを使用して背骨同士の動きを止めるという意味です。
矯正とは
インプラントを使用して背骨の並び方を正常に近づけるという意味です。
当院で対応できる術式
各術式名をタップすると、内容と対象疾患をご確認いただけます。
主な術式と2025年の手術件数
| 術式 | 主な対象疾患 | 入院期間の目安 | 2025年 |
|---|---|---|---|
| 前方後方同時固定術(XLIF/OLIF) | 腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎変性側弯症 | 5~8日 | 145件 |
| 後方椎体固定術(MIS-TLIF) | 腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎分離すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎変性側弯症 | 5~8日 | 160件 |
| 椎弓切除術 | 腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎変性側弯症 | 4~7日 | 102件 |
| 椎間板摘出術 | 腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニア | 約4~5日(後方)/約1週間前後(前方) | 83件 |
| 椎弓形成術 | 頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症、頚椎後縦靱帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症 | 4~7日 | 67件 |
| 後方または後側方固定術 | 腰椎圧迫骨折、腰椎変性すべり症、腰椎分離すべり症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性側弯症 | 4~7日 | 45件 |
| 経皮的椎体形成術(BKP) | 胸腰椎圧迫骨折 | 2~5日 | 24件 |
| 前方椎体固定術(頚椎ではACDF) | 頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、頚椎後縦靱帯骨化症 | 4~6日 | 8件 |
| 脊椎内視鏡手術(FESS) | 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症 | 3泊4日が基本 | 詳しく見る |
件数は疾患を問わない術式別の件数です(当院電子カルテ抽出)。年別・術式別の実績は診療実績をご覧ください。入院期間には個人差があります。
椎間板内酵素注入療法
椎間板摘出術(後方摘出術)
椎間板摘出術(前方摘出術)
椎体固定術(前方椎体固定・頚椎ではACDF)
椎体固定術(後方椎体固定・MIS-TLIF/TLIF・PLIF)
椎体固定術(後方または後側方固定)
椎弓切除術
椎弓形成術
経皮的椎体形成術(BKP)
前方後方同時固定術(XLIF/OLIF・LLIF)
脊髄腫瘍摘出術(髄外のもの)
脊椎内異物(挿入物)除去術
黄色靭帯骨化症手術
脊椎感染性疾患・腫瘍性疾患・特発性側弯症等の高度医療系以外は対応しています。
※ 手術の適応・方法や効果・経過、入院期間には個人差があります。治療内容やリスクについては、診察のうえで医師がご説明します。
まずは一度、ご相談ください
待ち時間を少なくするため、まずはWEBかお電話での予約をおすすめします(予約なしの当日受診も可能です)。
当クリニックの1つの特徴として、低侵襲手術の導入があります。低侵襲手術は、従来の手術に比べて患者さんの体に対する侵襲(負担)を減らした体に優しい手術です。低侵襲手術では切開する範囲や切る筋肉の量を最小限に抑え、手術時間もできる限り短縮するため、ダメージが少なくて済みます。術前/術後の落ち幅を少しでも小さくするのが低侵襲手術だとお考えください。体への負担が少ない、低侵襲手術を積極的に導入することで、早期社会復帰のサポートをさせていただきます。